女性社員の育て方。と区別すること。
「ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます」(キャシー松井:中公新書)を読んで
本の最初は「ダイバーシティはコストではなく投資」としてダイバーシティ推進の話から入りますが、タイトル通り、基本的に女性社員のみにフォーカスされてます。
私も30代のときシェリル・サンドバーグの「LEAN IN」を読んで、かのFacebookの役員ですら、自信のなさをあげていて、びっくりしたのを覚えてます。
自信のなさ、というのは正確じゃないかな。完璧に自信があるときじゃないとアピールしない。
それは、個人差だけでは説明のつかないものなのでしょう。だから
「男性より少し多めに励ましましょう」
とくるのです。こんなの女性社員の甘えじゃない?という声も聞こえてきそうです。
ただ、甘えではないのです。女性は別に引き上げてほしいとは思っていないから。昇進したいわけではない。でもやれる人はいるし、そういう人材も活用しないと組織にとっては損失、ということなのだと思います。
あと、企業の女性活躍推進、女性をリーダーに据えることが多いと思いますが。女性がいくらいっても、男性役員は聞く耳もたないから、男性の味方も増やすことが大事だと思います。
最近、女性管理職の目標、3割とかあるけど、でもまだマイノリティなんだよなー